泌尿器科は尿路系(腎・尿管・膀胱・尿道)、男子生殖器(前立腺・精巣・陰茎)および副腎の疾患を診ております。即ち、尿が出にくい、頻尿、尿が漏れる、尿が赤いなど色調の異常、排尿時の痛、尿路結石に伴う痛み、並びに上記臓器の良性・悪性腫瘍を取り扱っております。 当院は東大阪東部並びに大東市などの近隣地域における基幹病院で、しかも泌尿器科の常勤医を5名も抱えているのは当地域で当院以外に他にありません。従って、私達は民間病院の最大利点であるフットワークの軽さを生かし、その置かれている立場を弁え、期待と重責に応えるべく日々の診療に励んでおります。そのため保険診療の範囲内で最新の医療を常に心掛けています。最近泌尿器科は侵襲の少ない治療を目指す傾向にあります。その基本姿勢は個々の患者さま様の要望に合わせたオーダーメイドの治療と生活の質(QOL)の向上に集約されると考えています。そのため当院では、
- 表在性膀胱がん、前立腺肥大症、尿道峡縮、膀胱結石に対して経尿道的手術(TUR、年間約150件)
- 腎細胞がん、腎孟・尿道がんに対する摘除術を後腹膜鏡下で施行(年間約16件)
- 浸滴性膀胱がんに対する膀胱全摘後、排尿袋を腹部に付けない、本来の尿道につなぐ新膀胱造設術の施行(年間5件)
- 経尿道的に各種ステント使用により尿路通過障害の改善(年間約50件)
- 尿失禁にたいして経膀的尿道つり上げ術
を標準的治療としています。その他悪性疾患に対して化学・放射線・免疫・ホルモン療法を集学的に行っています。特に骨盤内悪性腫瘍で全摘不可能症例に対する動性化学療法を積極的に行ない臓器温存を可能にするのみならず満足のいく治療成績であります。尿路結石に対しては薬物療法と体外衝撃波治療(ESWL)それに経尿道的手術を併せて、場合によっては開腹術も用いて結石を除去しております。尚、性同一障害、ED(勃起栓)、精巣静脈がん以外の男性については取り扱っておりません。
以上のことより近隣の医院・病院からの紹介も多く、また高度医療の必要にも迫られているため大阪市立大学や総合医療センターなど先進医療を担っている病院との連携も濃厚であります。予約制でないため待ち時間は悪いのですが、尿や男性器のことなどでお悩みの方はお気軽に受診してください。
前立腺肥大症は、以前はおなかを切って前立腺を切除していました。現在ではお薬による治療、高温度治療、尿道より細い金属の管を挿入し前立腺を削る、いわゆる内視鏡による切除(TUR-P)等が主に行われています。当院でも前述した治療法を行っております。排尿の状態、前立腺の大きさ等の診察を行い、その患者さまに最も適した治療法にて対処させていただいております。 血尿とは赤血球が尿に混じった状態をいいます。痛み等自覚症状を伴った血尿を症候性血尿といい、全く症状の伴わない血尿を無症候性血尿といいます。 症候性血尿で多い疾患は腎、尿管結石です。ほとんどの結石は自然に排石されますが、自然に排石されない場合は以前は手術を必要としました。しかし、現在では手術を行わずに体外衝撃波(ESWL)で簡単に結石を砕いて排石できます。 無症候性血尿の原因疾患は中高年層に認めた場合、腎、尿路系がんの初期症状であることも少なくありません。早期に発見され適切な治療が行われれば、予後は決して悪くありません。 尿道から膿がでている、睾丸が腫れている等、何かおかしいな?とお思いになったら躊躇せず、恥ずかしがらずに泌尿器科を受診なさることをお勧めいたします。
■体外衝撃波結石粉砕装置
この装置による治療方法は、腎臓・尿管結石のうち、自然排石の望めないものに対して、体外から衝撃波を当てることで結石を粉砕し、排石させるものです。 従来なら手術の対象となっていたものが、大方の場合手術無しで対応できます。 現在、毎土曜の午後に日帰りにて実施致しております。(症例によっては、入院が必要となる場合もございます。)
| えさき かずよし 江崎 和芳 |
部長 | 日本泌尿器科学会指導医
日本透析医会認定医 |
| わたなべ よしひろ 渡辺 美博 |
科長 | 日本泌尿器科学会専門医 |
| やまこし やすお 山越 恭雄 |
医長 | 日本泌尿器科学会専門医 泌尿器腹腔鏡技術認定医 |
| はさか ともひろ 羽阪 友宏 |
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| たなか ひさお 田中 尚夫 |
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| かわなか としあき 川中 俊明 |
透析センター長 | |


