2025.10.03

合同カンファレンス

こんにちは、研修医1年目の山口です

 

入職してから半年が経過し、時の流れの速さに驚いております

 

今回のブログでは10月18日に大阪公立大学で開催された「プライマリケア合同カンファレンス」についてお話しします

 

今回で今年度2回目の開催になり、当院からは研修医1年目の中塚先生が発表してくれました

 

演題名は「神経調節性失神とし帰宅させた一例」です。

 

この症例は中塚先生が救急ローテ中に出会った症例です。1回目の救急搬送時には一過性の失神で、症状も改善しており異常を認めなかった為、帰宅の方針としましたが、翌日に呼吸困難で救急搬送され肺血栓塞栓症と診断され緊急入院となりました。

 

1回目の搬送時の心電図には肺血栓塞栓症を示唆す所見があったのですが、、気付けていれば 早期治療をできていた症例でした。

 

私も同じ時期に救急ローテしており、この症例を目にしましたが、1回目で気付くことができなかった自分に不甲斐なさを感じ、より一層幅広い知識を持つことの大切さを学び邁進しようと思った症例でした

 

中塚先生は、堂々と発表しており質疑応答にもしっかり答えられ、見事3位に選ばれました

 

中塚先生、本当におめでとうございます

 

当院では大阪公立大学主催の合同カンファレンスを始め、様々な分野での学会発表の機会があります

 

研修医1年目から学会発表をさせていただき、発表経験の浅い私たちの為に、上級医の先生方皆さんが丁寧に指導してくださります

今後の医者人生で欠かせない発表スキルを磨く環境が整っています

 

興味がある学生の皆様は是非病院見学に来てください✨

 

受賞者コメント

研修医1年目の中塚です。

この度は発表の機会をいただき誠にありがとうございました。

ご指導いただいた堀尾先生、そして共に準備を進めてくれた同期の研修医に心より感謝申し上げます。

 

心電図や血液検査の重要性を改めて実感し、診断の奥深さを学ぶことができました。

今回の経験を糧に、今後も一例一例から貪欲に学び続けていきたいと思います。

 

 

 

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