2019.12.17

今年度の学会活動

こんにちは、2年次研修医中西です

前回ブログを書いてからはや1年、もう気が付けば今年もあと1か月となりました。昨年の抱負を胸に多くの学会活動に参加させて頂きましたので、報告させて頂きます。

まずは肝胆膵外科学会総会、場所は香川県の高松市でした。

例にならい1にうどん、2にうどん、3、4が無くて5にうどんと、着いてからうどん屋をはしごして舌鼓を打っていましたが、1つ大きな問題が…

今回の演題名は『A patient who underwent right hepatic lobectomy for recurrence hepatocellular carcinoma 8 years after multiple pulmonary metastasectomy』…そう、この学会は、全てが英語なのです ポスターも発表も質疑応答も全部英語、日本語で聞かれても分からないような高度な内容の質問をされると聞き、戦々恐々としていました

上級医、指導医の先生方に何度もご指導頂き、万全の態勢でいざ本番へ。

何とか乗り切ることが出来、安堵と共にまた一つ成長出来たような達成感がしました

次に臨床外科学会総会です。会場は高知県高知市でした

昔祖母がいた為幼いころよく訪れていた思い出の地で発表できるとはと感慨深く、楽しみにしていたこともありますが、偶然、研修医セッションの同じ時間帯、会場で1年後輩の佐野Dr.と前後の発表であり、より思い出深い学会発表となりました

演題名は『混合型肝癌と肝細胞癌の同時性重複癌に対して肝切除を行った1例』で発表し、質疑応答もスムーズに終えることができました。外科から田中先生、上西先生、野沢先生、呼吸器外科から西田先生、藤井先生も応援に来てくださり非常に心強かったです。

また2人とも肝癌の珍しい症例であった為、座長の先生から「石切ではどれほど多くの肝切除術を行っているのですか」と驚嘆の質問を頂く場面もあり、改めてそう言った稀有な経験をさせて頂ける当院のすばらしさを感じました。

緊張・・・

外部での発表自体はこれで大小合わせて6回目であり、研修医としての最後の発表を有終の美で飾ることが出来たと思います。

これもいつも熱心に指導して下さる先生方のお力添えの賜物と思われます。感謝の気持ちとこの経験を忘れずに前期研修医を終了してからも積極的に学会発表に参加していこうと思っています

龍馬像の前で「外科医の夜明けぜよ」の2人

では