2019.04.05

初期研修を終えて(2019年)

研修を修了された先生方よりコメントを頂きました

黒田真奈 先生

「初期臨床研修を終えて」

私は学生の頃から精神科医を目指しており、初期臨床研修では精神科以外の科を幅広く診たいという想いがありました。私の参加したプログラムは全ての科をローテーションすることができ、そこに魅力を感じて石切生喜病院を研修先に選びました。石切生喜病院は多くの科があり、どの科の先生方ともコミュニケーションがとりやすい環境です。普段の診療業務でのコンサルトだけではなく、救急外来や当直などの時も、所属科に関係なく様々な先生方から指導して頂ける機会に恵まれました。残念ながら私の代は人数が少なかったのですが、そんなことが気にならないくらい、上の先生方が気にかけて下さいました。人間関係がとても良かったことが、研修を有意義にできたことに繋がっていると感謝しています。
3年目以降は別の病院での勤務となるので、石切生喜病院で得られた力を元にして、頑張っていこうと思います。
この2年間、たくさん支えて下さった多くの方々、本当にありがとうございました。
黒田真奈 先生

松井恵利香 先生

「石切生喜病院での1年を終えて」

こんにちは、研修医1年目の松井です。
4月から石切生喜病院で始まった初期研修も、もうすぐ1年が経とうとしています。
私は大阪市立大学附属病院とのたすき掛けコースのため、この3月で当院での研修が終わります。
この1年間を振り返ると本当に一瞬の出来事でした。思い返せば反省点もたくさんありますが(笑)、石切生喜病院での研修のたくさんある良かった事の、その中の3つを挙げたいと思います。

まず1つ目は、科の垣根が低いことです。それにより、直接コンサルトしたり、そのついでに(笑)その科のことで普段疑問に感じていることも質問してみたり。研修医ルームにふらっとこられた他科の上級医にCT画像や心電図について教えて頂いたり。また、医師同士だけでなく検査室の方にお願いして空き時間に腹部エコーや心エコーを教えていただいたりもしました。もちろん上級医の先生方は気軽に質問しやすく、どの先生方も忙しい中丁寧に教えて下さいました。私ももっともっと上級医に甘えて、さらに学べたのに!!!という後悔も今更ありますが・・・まぁ時間は巻き戻せないのでその反省はまた来年に生かしたいと思います。

2つ目は、研修医がやらせてもらえる手技が多いことです。例を挙げると、採血、末梢静脈路確保、除細動、気管挿管、Aライン(橈骨動脈にサーフローを留置します)、中心静脈カテーテル挿入、腰椎穿刺、胸水穿刺や胸腔ドレーン挿入などです。上級医も必ずそばで指導して下さるので、安心できます。また数も多いため、前回の反省を踏まえて「次はこういう風に工夫してみよう」と回数を重ねる度に自分の成長を感じる事が出来ました。
来年から石切生喜病院で研修される研修医1年目の先生や、今後石切生喜病院へマッチングを考えている医学生の皆さんは、これらの点をうまく活用してさらに充実した研修生活を送ってもらえたらなと思います。

最後に3つめですが、石切生喜病院の職員食堂のランチが破格の300円で食べられることです(笑)!!!しかもサラダバー付き、デザート付きです!女子には嬉しいポイントですね。研修医は体力勝負ですので、栄養のある食事をとれることはありがたかったです。ただし、食べ過ぎ注意ですけどね(笑)。
最後になりましたが、この1年でお世話になった先生方にこの場を借りて御礼申し上げます。
1年間お世話になり本当にありがとうございました。