耳鼻咽喉科
当科について
耳鼻咽喉科の領域は、音を聞いたり、匂いをかいだり、食物を味わったり、喋ったり、物を食べたり飲みこんだりといった、ごくありふれた日常の動作を扱いますので、患者さまにとっては非常に親しみやすい分野であると共に、その障害は非常につらいものとなりがちです。また、他科との境界疾患も多い診療科です。
患者さまのお話を丁寧に拝聴し、より良い解決策を一緒に考えていきます。
主な疾患・治療法
アレルギー性鼻炎
アレルギー性鼻炎は、くしゃみ、鼻水、鼻づまりを引き起こす代表的な病気です。アレルギーを引き起こす原因が花粉(スギやヒノキ等)であるものを花粉症といいます。
薬物(内服や点鼻薬)治療が中心となります。現在は、いろいろな薬があり、患者さまのニーズに合わせて薬物の選択をします。
内服の効果が不十分であったり長期の内服ができない場合は、炭酸ガスレーザーで鼻粘膜を処理する方法(下甲介粘膜焼灼術)を行っています。
難聴
ある日突然きこえが悪くなる急性感音難聴(突発性難聴など)の場合、できるだけ早期(なるべく2週間以内)に治療を開始することで、難聴の改善をはかれることがあります。
基本的には、ステロイドホルモンを使用した治療を行います。高度難聴の場合や、基礎疾患(糖尿病や胃潰瘍等)がある場合は、入院加療を行うこともあります。一次治療が奏功しない場合、酸素濃度の高い部屋で末梢循環改善をはかる治療(高気圧酸素療法)も行っています。
加齢に伴う、いわゆる老人性難聴の場合、補聴器の装用をお勧めする事があります。当科では、毎週水曜日の午後から補聴器外来を行っております。予約制ですので、診察医にご相談下さい。
誤嚥
口から食べた物が食道や胃に行かずに、間違って肺の方へ入ることがあります。通常は、咳反射によって押し出されますが、嚥下機能が衰えた人(脳梗塞の後遺症や高齢者等)は、その反射が起こらずに肺炎を起こしてしまうことがあります。
当科では、誤嚥の原因や程度を内視鏡で調べ、リハビリの指導を行っています。
診療スケジュール
昼診
※予約制
14:00~
(受付 13:00-16:00)
夜診
18:00~
(受付 16:00-19:30)
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月 |
火 |
水 |
木 |
金 |
土 |
朝診 |
1診 |
小西 |
小西 |
小西 |
三谷受付11:00迄 |
福井(研)受付11:00迄 |
1・5週 山本
2・4週 福井(英)
3週 梶本共に受付11:00迄 |
2診 |
嶋村 |
1・3・5週 尹
2・4週 村田 |
桝井 |
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昼診※予約制 |
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夜診 |
1診 |
寺西 |
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横田 |
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小西 |
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2診 |
梶本 |
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山本 |
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神田 |
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2023.3.1.現在
担当医師のご紹介
- 資格
- 日本耳鼻咽喉科学会専門医・指導医
- 日本気管食道科学会認定気管食道科専門医